ストロングホールド概要
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- 中世ヨーロッパ(取扱説明書によれば、11世紀頃を想定)風の城砦都市を建設し、その経済的発展や城を巡る攻防を楽しむ内容。選ぶゲームモードによってミニスケープとリアルタイムストラテジー、2つの楽しみ方ができる。
- ゲームマップは一つの勢力により支配される城や村落、もしくはその用地で構成される。即ち、多くの同種ゲームの様に他勢力と同居するマップ内で城や都市を建設し他を征服する内容ではなく、マップ内に一つの都市を築きそれをマップ外から襲撃してくる外敵から防衛したり、あるいはマップ内に存在する敵味方の城を攻め落としたり防衛したりする内容のゲームである。
- 生産施設などを建設し労働者により資材を集め、食料や加工品、建物を生産・建造する流れは多くの同種ゲームと共通するが、この作品における各施設には影響範囲が存在しない。例えば木こりはその拠点となる木こり小屋からいかに離れている樹木にも伐採に向かう。これにより施設配置に関して自由度が高いのが特徴。但し、労働者による資材運搬などは当該キャラクターの動作がそのまま影響する(例えば木こりが樹木を伐採し木材に加工を済ませ、それを輸送して貯蔵庫に置いた時点で資源として木材の備蓄量が増加する)ため、生産・加工効率を良くするには労働者キャラクターの移動距離が短くなるように(上記の例では、木こり小屋を樹木近くに配置するなど)施設配置を工夫する必要がある。なお、生産施設などはプレイヤーにより配置されると直ちに完成し、砦前に待機していた労働者が該当施設に到着すると即座に機能を発揮する。労働者による建築過程を経ない点も、同種のゲームと異なる特徴である。
- 労働者は時間と共に自動で1人ずつ住宅による最大数まで増えていく。人望という値が設定されており増加要素と減少要素の差し引きで一定時間ごとに変動する。人望が100に近いほど短い間隔で労働者が増加、逆に50を下回ると労働者が減少していくようになる。軍事ユニットの生産も、仕事に就いていない労働者を変換するという形で行なわれる。
- 生産などの作業が屋内で行われる施設では、建物の壁が透過され屋内のキャラクターが見える演出がとられる。これにより単調な生産工程も飽きさせない工夫が為されている。
- このゲームは健康のため、一定の時間プレイをすると書記官がプレイヤーに警告を与える。これは2時間程度で発生するが、特に午前0時ごろには、プレイヤーに睡眠をとるように忠告する。
ゲームモード
ゲームモードは以下の通り大きく2種類あり、それぞれがさらに細分化され構成されている。なお、初回起動時(及び任意にプレイ権限を変更する場合)に限り、半角英数字によりプレイヤー名を登録する必要がある。
戦略ゲーム
ミリタリーキャンペーン
- 全21話の連続する任務からなる架空の戦役を戦うモード。グレートブリテン島に似た形の島を舞台とする。
- ストーリーは、国王に仕える父を闇討ちにされ、国を奪われた主人公(プレイヤー)が、ウルサック卿、ロンガーム卿の2人の国王重臣と共にミッションをこなしながら敵と戦っていくというもの。
- 敵として、ピュース公爵(ラット、Rat)・ブールガール公爵(スネイク、Snake)・トリュフ公爵(ピッグ、Pig)・ウルフ(Wolf)の4人の領主がおり、彼らへの復讐に立ち上がる物語を通じ、最初は簡単な任務から徐々に難易度が上がっていく、チュートリアル的な内容のキャンペーンとなっている。
登場人物
- ラット(Rat) - ピュース公爵
- スネーク(Snake) - ブールガール公爵
- ピッグ(Pig) - トリュフ公爵
- ウルフ(Wolf)
マルチプレイヤーゲーム
- LAN経由もしくはインターネット上でユーザーエージェントGamespyを利用し、最大8人で遊べる多人数対戦モード。
攻城ミッション
- イギリスのウィンザー城やロンドン塔のように歴史上実在した城や、アーサー王伝説に登場するキャメロット城など伝説上の著名な城を舞台に、攻城側もしくは防城側を操作して戦闘のみを楽しむモード。
侵略ミッション
- キャンペーン同様に架空の土地を舞台に単独の任務を行うモード。キャンペーンに登場した4人の敵領主が単独ないしは複数で攻めてくる土地で、物資を供給しながら築城を行い、与えられた条件を満たして勝利を目指す。
経済ゲーム
政治経済キャンペーン
- 連続する5個の任務から成るモード。荒廃した王国の再建を目指し、町とそれを守る城砦を築き、外敵から領民を守る。シナリオが進むにつれ、要求される勝利条件が厳しくなる。
政治経済ミッション
- 町の発展や築城を主眼とする単独任務モード。勝利条件にはほとんどのものに人口を一定以上にすることが含まれ、それに加えて、全人口の何割かが一定の状態にあること(エールを飲んでいる、領主(プレイヤー)に恐怖を感じている、信仰心を持っている、など)が求められる。
フリープレイ
- 勝利条件が何も設定されていない、自由に町作りや築城が楽しめるモード。但し用意されているマップには野生動物がいたり、過酷な自然環境が設定されているなど、克服すべき対象が用意されているものもある。なお、フリープレイでは敵軍隊などが出現しないが、ファンクションキー「F1」を押すことにより任意の敵勢力や災害などを呼び出すことができる。
その他のモード
マップエディタ
- 任意の大きさのマップを設定し、好きなようにマップをデザインすることが出来るモード。上記の各モード別にマップを作成することができ、築城前の自然環境を作ることも、既に完成された城を作り兵士を配置することもできる。攻城戦用に作成されたマップは、ネットワークを通じて他のプレイヤーに評価を受けることもできる。
セーブしたゲームをロード
- 上記の各モードにおいて記録したデータを読み出し、プレイを継続するモード。
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